プロとして日々活躍をするカジノディーラー、いったいどれぐらい稼げるのか、素朴な疑問を持つこともあります。
年収の平均額としておよそ560万円前後、高い年収では650万円くらいです。
こうした数字から見て平均年収としては、450万円から630万円あたりになります。
さらに掘り下げると月収は45万円前後、中にはけた違いに稼ぐ人もいて、1,000万円以上という年収をたたき出す人もいるくらいです。
海外でのカジノのケースであり、国内の数字ではありません。
理由はまだ日本の場合は正規で認められるカジノディーラーはないから、法律という面からみてカジノは国内だと違法にあたるためです。
どんな給与体系であるかを見た時に、働く際の時給での計算とともに、お客さんたちからチップをもらうので、それも収入にプラスされます。
固定でもらうお金以外にも、チップがあるあたりさすがギャンブルの世界、利用をする人たちもお財布に余裕があるわけです。
ですが時給制で働くといっても、実は最低賃金での設定のケースが多く、この点では意外性を感じるかもしれません。
一攫千金も夢ではない世界、働く人たちへの給与もかなり弾んでいるようなイメージです。
ふたを開けてみるとそんなことはなく、確かに夢を与える仕事でサポーターではありますが、中には時給900円くらいというケースもあります。
学生がバイトするときに、日本なら数百円の時給は安いと感じますし、1,000円以上で働けるバイト先も少なくはありません。
しかしカジノディーラーの時給はさほど高くはなく、1日頑張って8時間労働を提供しても、ほんの7,000円前後ということもあります。
毎日働いて20日勤務をしたとして計算をすると、月給は20万円を上回るどころか14万円前後ということです。
またこうした数字には、顧客からのチップをプラスしての計算、決して高収入とは言えません。
ただどのくらいの規模のカジノに勤務するかによっても、収入面やチップなども違いはあります。
いつも同じだけの人数が遊びに訪れるわけではなく、年間の中でも変動があるのもギャンブルの遊び場です。
シーズン的に利用者が増える時期なら収入にもプラス効果が期待できますし、世の中の景気にも左右される部分があります。
人は景気が悪くなると財布のひもを固くしますが、景気が回復してよくなれば、財布のひもも自然と緩むというものです。
経済が良い状態ならお金の巡りも比例してよくなり、お金をギャンブルで使う人も増えるため、カジノに遊びに訪れる人も多くなります。
たくさんのお客さんで賑わうようになれば、受け取れるチップもそれだけ増えて、懐もあたたかくなるということです。
世界にはいくつものカジノがあり、どのエリアで働くかによっても、受け取りお金の金額には違いが出てきます。
最も有名なのはやはりラスベガス、そしてマカオです。
もはやこの2大都市を外すことはできませんが、それぞれに働いたときの金額には違いがあります。
同じカジノディーラーとして勤務をしても、マカオだったら350万円から1,000万円以上が目安、ラスベガスなら420万円から1,000万円以上です。
年間での売り上げ数字を見た時に、ラスベガスの場合は66億円とも言われています。
それを上回る年間収入を上げているのがマカオ、しかもマカオの場合はカジノで働く人が多いです。
人数はなんと3万人とも言われるくらい、マカオで生活をする人口の割合でみた時、なんと11%もの人が働いていることになります。
また性別ごとなら男性は平均で370万円前後、女性は280万円前後が平均的場年収と言われています。
年齢としては、40代くらいでこの金額です。